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2020.08.18 インターネット集客ネット広告

【米国レポート】Google広告から見るコロナ危機が影響した21の業種とは?

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コロナウィルスの危機は中国から2019年末に始まり、あっという間に日本、
そして世界の生活と経済に影響を与える世界的な危機へと発展し、現在も先行き不透明となっています。

そのような状況下、コロナ危機が始まってからの、米国市場でのデジタルマーケティング、
特に躍進するネット広告市場おきた変化についてWordstream社という米国でも著名なネット広告代理店が
何万もの広告主を対象に調査を行った結果発表を元にWeB広告から見た変化についてご紹介いたします。

 

オリジナルレポートはこちら:https://wordstream-files-prod.s3.amazonaws.com/s3fs-public/documents/small_business_guide_covid-19.pdf

 

■検索ボリューム/広告パフォーマンスが改善した7つの業界

 

1.非営利団体と慈善団体

非営利団体、慈善団体とは例えば失業者の支援、貧困の支援、学生の支援、社会的弱者を支援する団体などです。
寄付をする人、それを頼る人の関心が高まったと思われます。

 

2. 健康・ヘルス業界、および医療業界

ウィルス、疫病で発生した危機下であることから、自分自身が健康でいることに細心の注意及び関心が高まった傾向が顕著に現れています。
ユーザーが店舗やネット検索で予防品、医薬品を購入する機会が増え、この業界で多くの広告主は、広告クリック数とコンバージョン率の両方が通常よりも大幅に高くなり、
オンラインでの製品販売が伸びていることが伺えます。

 

3.リモート、Eコマース関連B2Bサービス

従業員のリモートワークをサポートするサービス、買いだめするためのオフィス関連用品、
小売が店舗からオンライン販売へシフトする中での物流などのB2B関連の検索が危機以降、23%増加しています。

人々がリモートワークの準備をする中で、事務用品が突如として伸びたした業界となりました。
伝統的な小売業がオンラインでの販売に移したことで、商品の物流(梱包・配送)などのサービスに対する検索数が大きく増加しています。

 

4.ファイナンス

企業の業績の見通しが厳しくなる中、資金調達、銀行経由での補助金・助成金などの検索や、
資金繰りに関するアドバイスなど専門家の意見を聞きたいニーズが増えているのかもしれません。

 

5. 美容とパーソナルケア

石鹸や手の消毒剤のような製品を探しているだけでなく、この厳しい時代にセルフケアを求めるニーズが高まっています。
美容とパーソナルケアの検索数の増加は41%と大きく増加しており、検索ジャンルではブームが起きている状態です。

 

6.ネット配信動画サービス

多くが自宅待機をする中、自宅での楽しみ方、エンターテイメントの消費量があがっています。
ほとんどのエンターテイメント広告主は、需要の増加を拾い上げ、ネット配信動画サービスは、急上昇し、
そのコンバージョンを倍増させています。

 

7.プレゼント(花・雑貨)

自宅にこもり、社会的な距離を置くことは孤独な経験であり、
先行き不透明で今後、何ヶ月も離れているかもしれない、と思うと心が病んできます。
そのような状況下でのプレゼントやお互いつながっているという小さなジェスチャーは、コロナウィルス危機で意味あるものとなっています。
そのような関連サービスの広告主は素晴らしい結果を出しています。

 

■これから変化を受けるであろう7つの業界

 

1.不動産 関連

借入金利は低水準を維持しており、住宅市場は現在のところ持ちこたえているようです。
検索トラフィックは比較的安定しており、ほとんど変化していません。
しかしながら高額な不動産を買え控える影響はすでに兆しが見えており、まもなくその悪い影響が実態数値となって現れる可能性があります。

 

2.リフォーム業界

不動産同様、今後の中長期での影響が気になるところです。
しかしながら自宅待機により自宅で過ごす時間が増えることは、家のメンテナンスをしたり、家具を買い足したりする可能性もあります。

 

3.家具業界

高額な家具商品については、検索ボリューム、CPC、コンバージョン率はすべてで予想外にもプラスマイナス2%の範囲内にとどまっています。
家庭用品の中でも少額の家電製品や寝具などは検索数が増加し、コンバージョン率も上昇(それぞれ+7%、+12%)しており、消費者の購買意欲が高まっていることを示しているのかもしれません。
自宅でのネット環境から生活・睡眠の質を少しでもよくしようという行動の現れかもしれません。

 

4.自動車関連

自動車業界は、業界平均のコンバージョン率が30%低下とかなり大きめのインパクトを受けています。
一方で検索者がこの期間中に車のケア・修理・窓のスモークなどメンテナンス関連商材は伸びており
普段できていないメンテナンスをしているユーザが増えていることが表れています。

 

5.小売業

既存の店舗を持つ小売業は、営業停止、もしくは営業制限を受けていることで甚大なビジネス上の影響を受けています。
一方でEコマースが伸びているかというと必ずしもそうではなく、一部の家庭は、将来の雇用や収入がわからない不安定さの中でものを買わない状況にもなってきています。
この不安定さは、検索広告からユーザーのコンバージョン率に影響を与えています。

Amazonを含む大規模なEコマース企業は、Google広告で予算を削減しており、その結果、Google上のCPCは9%ほど減少、
結果として他の小売業者のROASが見合うようになってきたようです。

 

6.仕事と教育

eラーニングや研修・トレーニング関連キーワードの強い上昇が見られます。
教室がオンラインへと変わったとはいえ、教育の広告主の業績に短期的な変化はまだないようです。
新しいキャリアと職業訓練のための広告のトラフィックに多少の増加も見られます。
ただコンバージョン数が大きく変更していないので、まだ検索段階で実際の申込みまではいっていない慎重な行動を表している可能性があります。
一方で、コロナ危機で大幅に増えたレストラン・小売店員などの失業者が新しいIT企業の仕事を掴むべく、
サイト制作、プログラミングなどの職業訓練をする流れは今後考えられる可能性が高いです。

 

7.法律関連サービス

法律業界は、検索ボリュームとコンバージョン率にわずかながらの上昇(5%未満)しか見られない。
しかし、これらのコンバージョンの多くは、ウェブサイトでの問い合わせではなく、
電話という形で発生しているようです。ただ残念なことに、これらの電話の30%以上は応答対応できていないようです。

 

■最も大きな打撃を受けた7つの業界

 

1. 旅行と観光

企業、政府、消費者は、不必要な旅行を避けるために、飛行機・ホテルなどの旅行・出張関係の予約を減らしています。
その結果、当然ですが多くの旅行関係の広告主は、自社サイトでの訪問者数減少、そしてコンバージョン率の減少が顕著に表れています。

 

2.バーやレストラン

多くの都市でレストランやバーでの営業制限・停止などの制限がある中、
集客にGoogle広告などを使っていた飲食業界の中小企業は大きな打撃を受けています.
多くはデリバリーやテイクアウトサービスにシフトしていますが、検索数も減り、打開策を見つけるのに苦労しています。

 

3. ライブ・エンターテイメント

人が集まることへの厳格な制限により、ライブ、コンサート、演劇などは世界中でキャンセルとなっています。
その結果、ライブエンターテイメントの検索ボリュームは24%減少し、コンバージョン率は30%低下しました。

 

4.コンファレンス(大規模会議、展示会など)

多くの大規模な会議がキャンセルされたり、秋までイベントを延期が続いています。
B2B企業を中心にこれらの展示会などはまだまだマーケティングファネルの中に組み入れ依存しているため、
これらのイベントキャンセルは主催者側のみならず、出展企業にも波及効果をもたらすことになっています。

 

5.スポーツとフィットネス

主要なスポーツ(野球・アメフト・バスケ・サッカーなど)は当分の間はキャンセルされています。
また多くの地域で人との密集を避けるため多くのジムが閉鎖され既存会員からの会費売上ダウンの影響も大きく、
また新規会員の数が減少することになります。この結果、スポーツやフィットネスに関連する多くの業種では、コンバージョン率が大きく低下しています。

 

6.建築・建設関連

急激な景気後退や現場の閉鎖は、建築・建設業界に思わぬ影響を与えます。
今後のプロジェクトが停滞し始めたり、遅れたりすると、見込み客も同様に、コンバージョンする可能性が低くなってきています。

 

7.メーカー・製造業

広範囲にわたるメーカーの稼働が鈍化しているため、広告にも当然影響が出ています。
1クリックあたりのコストは5%上昇し、業界のコンバージョン率は緩やかに低下していますが、
検索トラフィックが13%減少したことで打撃を受けています。

 

Web広告の変化から「今」と「これから」の市場ニーズの変化が見えてきます。
環境の変化に対応しながら「今」何ができるのか?を考え次のアクションを起こしていきましょう。
ドットコム・マーケティングとしてもWEBを通したクライアントのマーケティングサポートを継続してサポートさせて頂きます。

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