2020.07.07 ネット広告
こんにちは、インターネット広告・WEBプロモーション担当の羽田野です。
新潟市在住の40代既婚男性です。小学生の娘がいます。かわいいです。よろしくお願いいたします。
今回は、そんな羽田野が「インターネット広告」について紹介したいと思います。
大手広告代理店や総務省の発表により周知の事実ではありますが、インターネット広告は、2012年から8年連続で前年実績を上回る急成長。2019年にはついにテレビの広告費を超えました。すごいですね。
ネット広告の専門業者のわたしの肌感覚としても、新潟県内でのネット広告に関する問い合わせの件数が、この2、3年で急増しています。大変ありがたいです。
せっかくなので、「ネット広告」の少しリアルなところを現場の人間として正直にお伝えしたいと思います。
(※一般的なネット広告代行のサービス内容とはちょっと違うかもしれないですが。)
いきなり生意気な見出しでイラっとしますね(笑)。すみません。でもこれ本心です。
「ネット広告」は、Google&YAHOO!の検索広告がオーソドックスですが、フェイスブック、インスタグラム、ツイッター、LINEなどのSNS広告と呼ばれるものや、YOUTUBE動画広告、カスタムインテント広告や、リターゲティング広告などなどなど、、、「ネット広告」と言ってもバリエーションは多様で、毎月レベルで新しい機能がどんどん追加されています。
これから自分でネット広告の設定や運用を始めようとお考えの方は、間違いなく、まずこんな感じになります。
迷宮に迷い込みます。
多くの媒体、多様な広告プランが乱立する中、どの広告がどのような特徴で、どんな客層に効果的で、費用対効果はどのくらいなのか、といった評価をするには、実際にやってみないとわからないです。やっぱり「経験値」が間違いなく必要です。しかもその「経験値」を積むには、実際に広告予算を投じて実戦的に広告を運用しなければなりません。
何度もお金をかけて試してみて、トライ&エラーを繰り返してコツを掴んでゆきます。
わたしもネット広告の代行を10年くらいやっていますが、失敗もたくさんありました。もう傷だらけです(笑)。
でも、その経験の積み重ねこそがノウハウであり財産だと思っています。
というわけなので、初めてやって、すぐに大きな成果が出せるかというと、これがなかなか難しいのです。
ネット広告を自社のスタッフに担当させる場合、成果が安定してくるまで結構長い時間とお金がかかりますし、どんどんいろんな広告プランのバリエーションが出てきますので、把握するだけでもなかなか大変です。
つまり、ネット広告は、運用経験が豊富でノウハウが蓄積されている専門業者に発注したほうが、なんだかんだ言っても得策だと思います。
お客様からのお問合せで最も多い質問は「いくらですか?」です。
わたしはこのお問合せに対して、
「何人くらい人を集めましょうか?」もしくは、
「どのくらい売上が欲しいですか?」というふうに逆質問することが多いです。
なぜなら、その集客目標数や売上目標数に対して、
必要な金額を、具体的に提示することが可能だからです。
余談ですが、「いくらですか?」と問い合わせて、「ご予算に応じていくらからでも大丈夫ですよ。」という回答をする業者も結構いると思います。この回答は嘘ではないですが、多くの場合、お客様の予算の範囲で、指示通りに広告を出す「ネット広告の出稿代行業者さん」です。単純に広告運用のオペレーションを依頼する場合は楽で良いのですが、広告集客の戦略を一緒に考えて成果を出すパートナーとしては、ハズレです。ご注意ください。
ここからは、少し噛み砕いて説明させてください↓↓↓
TVCMや新聞広告は、放送枠、掲載枠を購入して広告を出稿します。
もちろんその枠には価格が設定されていますので、マスメディアの広告なら「いくらで広告出せるの?」という問い合わせで問題ないです。
しかし、一般的なネット広告は料金体系が違います。
基本的には「クリック課金型」という料金体系です。
はい、すみません、もうすでに少しややこしい感じの雰囲気になってしまっていますが、もう少し読んでください。おねがいします。
ネット広告とは、インターネット上(検索結果や各種SNSのタイムラインなど)に、バナー広告やテキスト広告を表示させるのですが、クリック課金型の広告は、表示されただけでは料金は発生しません。その広告がクリックされたときにコストが発生します。これが「クリック課金型」なのです。
広告がクリックされると、自社のホームページや商品ページが表示されるという設定にしているので、自社のホームページや商品ページが見られたらコストが発生する、というものです。
つまり、インターネット広告とは、
「自社ホームページへのアクセスを購入する手段」なのです。
ということで、ここで気になるのが「1クリックいくらくらい?」という点ですよね?
「1クリックあたりのコスト」これを「クリック単価」と言います。
ここからがまたややこしいんです。初心者が挫折してしまいそうなハードルがここにあります。。。
クリック単価は「オークション」や「競り」のような仕組みで価格が決まりますので、競合の会社がネット広告を出していなければ安いですが、競合がひしめくジャンルだと高くなります。
しかも、この価格は自分で決めることができます。いわゆる「入札」というやつです。
「1クリック10円」で入札しても、競合が500円で入札している場合、なかなか自社の広告は表示されにくくなったりします。・・・という仕組みです(長くなりそうなので割愛しますね)。
話を進めるうえで、少し雑なご案内になっちゃいますが、
相場感でいうと「クリック単価は100円」です。
クリック単価は100円。
100円で1件の新規アクセスが買える。
ということは、1万円で100件、10万円で1,000件買えるということになります。
つまり、自社のホームページに1,000人の新規顧客を呼び込む費用は10万円です。
1,000人集めるコストは10万円。
では、この1,000人のうち、何人が商品を購入するか、資料請求をするか、ネット予約をするか、ということが気になりますね。要は「打率」です。
仮に、1万円の商品をホームページで販売しているとします。
1,000人の新規顧客をホームページに誘導して、そのうちの5%の人(50人)が商品を購入したら、50万円の売上です。
打率5%で売上50万円
50万円の売上に対して広告コストは10万円。
広告費の割合は売上の20%、1件の販売にかかった広告コストは(10万円÷50件)2,000円。
1件売れるのに2,000円のコスト
これで採算が合うようなら、この5%の打率をキープしてどんどん広告を出して集客すれば、その分収益は増加します。
もしこの打率5%(50人で売上50万円)で採算が合わないようでしたら、この打率を上げるご提案をします。具体的には、ホームページや商品の見せ方(デザイン)の改修などです。当社はWEB制作会社なので得意分野でございます。
これは、いくらの費用をかけて何人を集客すれば、採算が合うのか?という試算です。
1件の顧客獲得単価がいくら以下であれば、広告予算を追加しても損がないかというポイントをしっかり押さえながら、日々、数字の変化を追いかけながら運用をしております。
ネット広告のご相談をいただいた場合、実際にこのような試算を行った上で、プランをご提案させていただいております。
昨今では、
新聞折込に500万円ドーン!
TVCMに1,000万円ズドーン!
と、景気よくマス広告費をつぎ込むよりも、的確にターゲット層が絞れて、具体的な数字で評価ができるネット広告のほうが、堅実な手法として注目されています。
(もちろん、マス広告が有効な場面もありますよ。)
ちっとも費用対効果が見えない無駄な広告コストを削減するという観点でも、ネット広告やWEBプロモーションは非常に有効なマーケティング手法です。
すこし張り切ってしまって、文章が長くなってしまいましたが、もしネット広告に少しでもご興味を持たれましたら、ぜひドットコム・マーケティングの羽田野にご相談ください。
心よりお待ちしております。
何卒宜しくお願い致します。
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