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2020.06.25 心のこと・心理学

ココロの事・心理学について少しずつお話しさせていただきます

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はじめまして。ドットコム・マーケティングでWeb業務を担当しているトサと言います。

数年前、とある心理テスト(バウムテストという木の絵をかいて心理分析するもの)を受けて、1枚の紙に書き出す絵に自分の「内側」(感情や今の気持ち・思考など)が写し出されるということにビックリし、心理学や心に関心を持つようになりました。(他にもプライベートなことでつまづいたり、色々あるんですけれど…えへへ)
昨年より本格的に「心理学」について勉強を始め、今も楽しみながら「心に関するあれこれ」を勉強しています。

ということで!!(← どういうこと?)
学んだこと(インプットしたこと)をちゃんとブログに書くこと(アウトプット)することで、自分のためにも知識が定着することに加え、みなさんの日常の中でも「そうなんだー」「あの人の態度にはこんな意味があったんだ!」「心ってこんな風に揺れるんだ」「怒りをコントロールするには?」「気になる彼のあの言動は一体?!」などなど、何かお役に立てるものがあったり、少し心が元気のない時に「大丈夫だよ」と何か優しい言葉を届けられるといいな…と思いながら、少しずつ不定期に綴っていけたらと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。

 

コロナ禍で「思いがけない穴」が心に空いてしまった時

 

2020年はオリンピックの開催が予定されているワクワクした年明けだったなんて思えないくらい、コロナウイルスの流行により今まで当たり前だった日常が変化しましたよね。

 

分からないものというのは人を不安にします。

 

未知のウイルスである「コロナ」が世界中で流行・都市の閉鎖などのニュースを耳にする機会が増えだした3月頃から「コロナ鬱」という言葉を耳にすることも出てきました。

春頃のコロナ鬱は、自分や自分の愛する人が「コロナに罹ってしまったらどうしよう」という不安からくる気分の落ち込みに起因するものが多かったのですが、緊急事態宣言を経てテレワークの導入や働き方の変化・雇用の不安定さや経済的不況などからメンタルを病んでしまう人も増えているようです。

新しい年の始まりに「今年はこんなことをやってみよう!」「今年はこんな結果を出せるようにしよう!」と希望に満ちた目標を立てた方もいらっしゃると思いますが、その希望を立てて数か月で世界がこんなに変化するなんて予想だにしなかったことと思います。
私も同じように、自分がテレワークで会社に出勤せずに働くようになるなんて、このお正月にちょっとだって想像していませんでしたから!!

大きな変化を求められたり物事の渦中にいるときは案外大丈夫だったりするのですが、緊張が緩んだり日常を取り戻したりした時に、それまでのストレスがドッと出て不調になり、気持ちが揺れてしまうことが多くあります。

実は【環境の変化】というものに対しては、男性より女性の方が圧倒的に強いので(順応性・適応能力が女性の方が高いため)、急にテレワークなどの働き方の変化があると、その変化についていけず男性の方がメンタルを病みやすくなる傾向があります。

男女の違いという面で見てみると、男性は『安定志向』が強く女性は『変化を好む』と言われています。

男子は「お気に入りのラーメン屋」を見つけると連日でもそこに通い続けたり行きつけの店(よく知っている安心できる場)を持ちたがりますが、女性は「ここのケーキも好きだけど、新しくできた角のスイーツ屋さんも気になるから、次はあっちいかない?!」なんて会話をしているのを聞いたことがあると思います。

※男性的な会社は変化を好まない傾向が強いため、新しい働き方への対応に難色を示したり遅れがちになる傾向があります。

また、男性は「思考」(頭で考える)ことが主体なのに対し、女性は「感情」(気持ち)を主にして考えます。
コロナによる環境の変化で『不安』『怖れ』といった感情が大きく揺れることになると、もともと感情を受け止めて処理することが苦手な男性の方がどうしていいか分からない…とうろたえてしまう事があるのはおかしなことでもなんでもありません。
さらに、感情というのは勝手に湧いてくるもので制御しようがないにも関わらず「この気持ちをなんとかしなくては」と思考を使って押さえ込もうとしますが、先の見えない状況の下では思考で分析して自分を納得させるデータがないので、心がパンクしてしまうことも多く見られます。

※あくまで男女の差という性質の面で話をしましたが、これは「男性性」「女性性」という意味であって、女性であっても感情よりも思考優位で男性性が強い場合には変化への順応が難しいですし、逆に男性でも「感情」に敏感な女性性優位な人は変化に対応しやすく自分の不安とも上手に向き合えます。

自分では思いがけず「心が不調で頑張れない」状況になってしまった方に、今日はちょっとだけ優しい言葉をお届けしようと思います。

PHP出版から出されている明日はきっといい日になる。」という、様々な分野の人が言葉を寄せている一冊なのですが、この本の中にはとっても優しい言葉がたくさん載っていました。

本の中にはたくさんの暖かい言葉や心を軽くする考え方などが紹介されているのですが、優しい言葉の一つとして『置かれた場所で咲きなさい』がベストセラーとなった、シスターである渡辺和子さんのものをご紹介したいと思います。

しかし今になって思えば(中略)その経験が私には必要だったのだと。
心を病んだ学生たちが私のもとを訪れます。自分を責め、自分が悪いんだと思い込んでいる。
私は言います。「ちっとも恥ずかしいことじゃないのよ。人間というのは弱いものだから、自分ばかりを責めてはだめ。私だって心を病んで入院していたことがあるんだから」と。自分が経験したからこそ、その言葉に重みが出てくる。優しい気持ちが伝わる。そして「いつかきっと、今の経験が良かったと思える日が来るわよ。私のようにね」と言うと、皆救われたような表情になるのです。
人生には、思いもかけない穴があくことがあります。病気だったり、大きな失敗だったり、あるいは大切な人の死だったり。理不尽で辛いことがいっぱいある。
でも、穴があいてはじめて見えるものもあるのです。はじめて分かる他人の苦しみもあります。そしていつか、穴があいたことを感謝する日がきっとくる。私はそう信じています。
(明日はきっといい日になる / PHP研究所 / 渡辺 和子さん著)


渡辺 和子さんはシスターとして長い期間ずっと神様にお仕えして生きてこられました。
それが50歳の時に多忙から少しずつ心が悲鳴をあげ、うつ病で入院するまでになられたそうです。

人を助け・励まし・支えて見守り、微笑みを持って接し、愛を与え続けてきたはずの渡辺さんが「神を恨みました」と本の中で書かれていることからも、うつ病で生きる力を失いかけた体験は、とても苦しく重たいものだったのだと思います。

本当に人生には思いもよらぬ「まさか」があったり、予想もつかない穴があくことがありますよね。
まさにコロナによって生活が激変したり、経済的な困難を前に途方に暮れている方もいるかもしれません。

私は今、幸いなことに大きな穴に落ちずにコロナの中で生きていますが、これまでの人生でたくさんの「穴」に泣いてきましたし、自分の価値が分からずに苦しんだ時期もあります。

苦しまずにいたかったし、ずっと順調で笑っていたかった。
けれど自分が体験したことは必要だったのだろうし、心理学や心について学ぼうを思ったきっかけにもなってくれたのだから!まぁ、しょうがないかな…と思えるようにはなりました。

大きな世界の変化についていけず「心が不調で頑張れない」あなたが、どうか自分を責めすぎませんように。
心が疲れ切ってしまい、不安や心細さに身動きできずに泣いてしまっていたとしても、自分の弱さや寂しさを恥じる必要もありません。

感情(心)というのは、一定ではなく常に揺れるものです。
どうする事も出来ない悲しみや寂しさや不安の中で立ち尽くすしかできない時は、ただそこで「じっと耐えている自分」を許し続け、慈しんで、大切にしてあげてください。

辛いですよね。
苦しいですよね。
どうしたらいいか分からず焦ってしまいますよね。
この憂鬱な気持ちや心細さは本当になくなるんだろうか?と不安でいっぱいになってしまいますよね。

でもね、今はちょっと頑張ることをお休みして「傷ついてしまった心」に優しく寄り添う時間が一番大切です。
悲しい気持ちや上向きになれない気持ちを抱えていることは恥ずかしい事でもなんでもなく、ただ「傷ついてしまった」状態なんです。

転んで骨折してしまったら、無理して動こうとせずにしっかり休養をとって動けるようになるまで無理しませんよね?
心も同じです。
予期せぬ大きな穴に落ちてしまうように、思わぬ世界や情勢の変化についていけずに心がポキンと骨折した状態であれば、休んでケアをするのが回復するために一番の近道ですものね。

心というのは不思議で、もうダメだ…と思っていてもちゃんと回復する力を持っています。
先が見えずに今は泣いているとしても、時間がかかってもちゃんとまた微笑める日がやってきます。
そして不思議と、未来の自分は大きな問題をいつしか振り返って「あの問題があったから今があるよね」などと、過去を優しく肯定したりすることすらできるようになります。

今、うーーんとしんどいかもしれませんが、人生の中で予期せぬ穴に落ちてしまったんだなぁ、と頑張れない自分を責めずに抱きしめるようにしてあげて欲しいと思い、本の中の優しい言葉をご紹介しました。

ずっと気を張っている状態が続いたり、第二波が来るのでは?と未来が不安だったり、経済的な面で心を押しつぶすような悩みがある中で、今日もあなたが一生懸命生きていることを、寝る前にほんのちょっとでいいので「お疲れ様。今日も頑張ったね。」と自分に優しく声をかけてあげて、自分を大事に扱ってあげられますように。

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